本来退職者の方に限りませんが、今月は特に退職者の方と接する機会が多いので、退職者向けにマインドの使い方の基礎の基礎から少し書いてみたいと思います。
今回は第1回目にして最大のポイント、「リラックスとゴール設定」で行こうと思いましたが、分量が膨れすぎたので2つに分けて書いていきます。
ということで1回目は「リラックス」で。
辞める方の話を聞くと、退職をする段階(予告、引継)で、結構ストレスが溜まる方がいるようです。
また、辞めた後も仕事が決まらず、不要な不安を引き起こしてストレスを溜める方もいます。
(現状外のゴールが決まれば大丈夫なのですが、それは次回以降に)
強いストレスを感じるような過度な緊張状態は、もちろん身体にとってもいい事がありません。
ニューヨーク医科大学臨床リハビリテーション医学科教授のジョン・E・サーノ先生が提唱するTMS(緊張性筋炎症候群)理論では、緊張(サーノ先生は抑圧された感情も含めて緊張と呼ぶ)は腰痛、緊張性頭痛、偏頭痛などの疾患の大きな要因であると言われています。
また、ゴール設定を行う時もリラックスはとても大切な要素になります。
自分の望む人生を生きるためには、ゴールの世界という情報空間に圧倒的なリアリティを感じることが重要です。
情報空間はどうしても物理空間に臨場感が負けやすくなります。
手で触れるペットボトルと、情報空間に浮かぶペットボトルだと、やはり手で触れているペットボトルの方が情報量が多いため、臨場感が湧きやすくなります。
なので、より情報空間の臨場感を高めるためには、身体の痛みや凝りなどに不要な注意が向かないよう、十分にリラックスする事が大切です。
このリラックスの仕方は、苫米地式では逆腹式呼吸という方法論が確立されてます。
やり方はとても簡単ですが、その効果は絶大なものがあります。
既に活用されてる方も多いとは想いますが、一応手順を書いておきますので、まだ日常的に使ってない人は、ぜひこの機会に使えるようにしてください。
1.手の平を合わせる。形は自分の心地良い合わせ方で良いです。
※これは必須ではありませんが、私は最初この手順を含めることをおすすめします
2.胸でゆっくりゆっくり息を吸います。できるだけ深く吸いましょう。肩を上げるのでは無く、胸を前後(できれば左右も)に広げる感覚です。
3.ゆっくりゆっくり息を吐きます。吐ききりましょう。
4.「2」~「3」を繰り返します。
上記で息を吐くとき、身体をゆるめてください。
できれば頭の天辺から足の先まで順番に緩めていけると一番ですが、よく分からなければ、最初は筋肉が意識で分かるところだけでも十分です。
実際やってみると分かりますが、この呼吸(逆腹式呼吸)は、かなり気持ちが良いです。
ちゃんとやると2~3回でもかなり身体がゆるみますが、時間が許せばある程度の時間やってもいいです。
偏頭痛のときなどは、吐くとき頭の筋肉をゆるめる(溶けて流れていく)ようにしたり、肩が張っているようなら背中全体をゆるめるとかなりいい感じでリラックスしてきます。
リラックスしていると、問題解決脳力も高くなり、抽象度も上がりやすくなります。ゴール設定では抽象的な思考や無意識からの情報提示が大切なので、リラックスする事はほぼ必須と思っていいでしょう。
逆腹式呼吸は時間もかからず簡単だけどとても効果の高いリラックス法です。なので、積極的に利用して、まだ日常に落とし込んでいない人は今日から始めて下さい。仕事しながらでも、皿洗いしながらでもできます。
ちょっと緊張する場面や、脳の回転を速めたい時、何か結果を出したい時などにも活用できるので、そういった場面でも積極的に使いましょう。大きく緩めたいときは、いつもより深く息を吸うのも良いかもしれません。(普段肋骨が動かない人は結構おおいので。変に力が入る人は無理しない範囲で)
ということで、今回はここまで。
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