過度な緊張は多くのストレスを生みます。
それが目的地へ向かうための緊張であれば、たとえ強度が強くても恐らく酷いストレスにはならないでしょう。
なぜなら行き先へ向かい、そのストレスの根源を乗り越えるための知恵がわき出てくるからです。
根源を乗り越えると、そのストレスは消えて無くなります。
でも、何の目的もなく緊張だけ強いられる場合はどうでしょうか?
恐らく、酷いストレスとして心の片隅に蓄積されていくでしょう。
では、蓄積されたストレスはどうしてますか?
カラオケで発散? 酒を飲んでワイワイ? 映画を観て現実逃避? スポーツで汗をかく?…
人それぞれやり方があると思います。
方法論はいろいろなので、特にコメントはありません。(本当はありますけど…今回は省略)
でも1つだけ、自分が採用している方法論で確認して欲しいことがあります。
次のシンプルな質問を自分に問うてみてください。
「その行為が終わった後、ストレスの根源となる問題は解消され心から清々しいですか?」
ちなみに「行為が終わった後」とは、「翌日の朝目が覚めた時くらい」を基準に考えると良いと思います。
「もちろん!」という答えであればOKですね。それを続けて下さい。
「いや、そうでもないぞ。」とか、「現実に戻ると何も変わらず余計ストレスかも…」とか想えたアナタ。
自分の中で何かが爆発する前に、考えた方がいいかもしれませんよ。
効果の無い、その場しのぎの発散を続けていると、ストレスは身を隠して心の片隅に大きな塊をつくり続けます。
その塊が自分の許容値を超えはじめると、精神的な問題や身体的な問題が表に現れはじめます。
いわゆるウツといわれる症状や、病気などですね。
原因不明の腰痛、肩こりなど症状の軽い物もその始まりだったりしますので要注意です。
ストレスは人が生きていくために大事な物ですが、過度に蓄積されると凶器にもなります。
一番良いのは、都度解消していくことです。
「解消しているつもり」は、ただ見えないように(自分でさえも!)溜め込んでいるだけなので、止める事をオススメします。
時間の無駄ですしね。
ストレスを本当に溜めず、解消していく一番良い方法は、「やりたい事(=want to)」をし続ける事です。
例え目の前の「やるべき事(=have to)」で多少のストレスを受けても、それが大きな want to に引き寄せられた事であれば「やらなければ目的地へ行けない事」としてどんどんクリアしていくでしょうし、ストレスとして溜まり続けることもないでしょう。
まずはゴール(目的地)を設定。そして歩み出す。前へ、望みの地へ。
一番のストレス解消法です。特に「もやもや感」を感じはじめたアナタ、すぐ実践してみてください。
※ちなみにココでいう「やりたい事」は「目の前の短絡的な欲求を満たす事」とは違いますので誤解無きように。
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