退職したらやること<2.ゴール設定(現状を取り払い、want toを膨らまそう)>

dream

前回お伝えしたのリラックス法、実践していますか?

ゴール設定をするときは、深くリラックススして抽象度をあげることが重要です。

ゴール設定以外でも日常的にリラックスしていることはとても大切です。

ぜひ、いつでも当たり前にリラックスできるよう、日々実践してくだいね。
少し間があきましたが、今回はゴール設定のおさらいをします。

まず 重要なのはwant to であることです。

ここでいう want to は、「お金持ちになりたい!」とか、「異性にもてたい!」とか、即物的なものではありません。

自分が心から望む事で、多くの人のためになるようなwant toです。

言葉で言えば、「こうありたい(こうあるべき)」というようなwant toですね。

そしてもう一つ重要なのは、現状の外に設定する事です。

現状(Status Quo)とは、構造的な変革が起こらない限り続く現在の状況を差します。

例えば、単に「今勤めている会社の社長になる」というのは現状になります。例えどんなに大きな会社に勤めていても、その会社の社長になるのは確率の問題でしかないからです。
でも例えば、現在社員5人で水道管工事をしている会社の社員が、「今勤めている会社の社長になり、世界中で飲料水がすぐ造れるサービスを提供し世界の水問題を解決する」のであれば現状の外になります。
(今の会社の社長になる必要がなさそうですが…今回は跡取りだとして)

苫米地博士は「この世から戦争と差別を無くすことが私のゴール」だと言われます。
現状の遙か外にある、とても壮大なゴールですね。

もちろんこれくらい壮大なゴールが理想ですが、心からのwant toが伴わなければあまり意味がないかもしれません。

もし壮大すぎて、want toも臨場感も湧いてこないようであれば、もっと小さいゴールからはじめても全然問題ありません。

現状の外というのは、最低限必要な要素ですが、実際は「あなたの今の状況による」ので、最初は現状の外だと規定できれば、遠く大きくなくても大丈夫です。

では、なぜ現状の外でないと駄目なのでしょうか?
博士の著書から引用してみましょう。

<引用開始>
「なりたい未来」は、実現不可能と思える位かけ離れていた方がいいと言いましたが、現在の自分の延長線上にもゴールを置いてはいけません。たとえば、「いま自分が働いている会社で社長になる」というのはだめです。なぜならば、それは理想的な現状ということになり、あなたの脳は現状維持でいいのだと思い、コンフォートゾーンが動かないので、ホメオスタシスも機能しなければ、スコトーマも外れないからです。
<引用終了>(「婚活」がなくなる日 苫米地英人)

博士の本を読み慣れている方は、この文だけでOKだと思いますが、そうで無い方も結構おられるので、少し補足します。

専門用語が3つ程出てきました。

コンフォートゾーン、ホメオスタシス、スコトーマです。

まずコンフォートゾーンとは安心してリラックスできる場所です。意識の中にある居心地のいい範囲とも言います。快適に感じる状態と言っても良いと思います。

ホメオスタシスは日本語で恒常性維持機能といって、身体を安定的に維持する機能の事をさします。例えば体温を一定に維持したりする機能です。人間の凄いところは、このホメオスタシスを体温のような物理的身体だけでなく、自分の思い描く情報空間(ゴールの世界)に対しても働かせることができます。

スコトーマは日本語で盲点といいます。目は構造上、一部物理的に見えないところがありますが、脳内でその見えない部分を補完しているため、我々は普段その盲点に気付きません。(正確には目からの信号の多くは直接使われていませんが、ココでは割愛します)
目の盲点と同じように、我々は普段意識の上でも多くのスコトーマ(盲点)が生まれます。

例えば、パソコンを使っているときお尻に重力は感じませんし、電車で本を読む時、周りの雑音が気にならなくなります(だから本が読めます)。

このようにスコトーマが今重要でない事を隠してくれるので、我々の日常生活はスムーズに進みます。ただ厄介なことに、このスコトーマのせいで我々は現状に縛り付けられます。現状は過去の記憶から重要と判断したことにより決められるので、新しい世界(ゴールの世界)はスコトーマに隠れて見えなくなります。

このため、ゴールに向かう為には、ゴールの世界を意図的に重要と判断させ、スコトーマを外す(ずらす)必要があるのです。

 

用語を把握していただいたところで、先の引用を整理すると、次のようになります。

◆ゴールを設定する   ◆ゴールの世界をコンフォートゾーン(快適なゾーン)にする    ◆ホメオスタシス(恒常性維持機能)をゴールの世界に対して機能させる   ◆ スコトーマが外れ、ゴールの世界へ近づく

この流れ、とても大事です。
なので退職をしたら(決めたら)、何を差し置いても、まずは現状の外にゴール設定をしましょう。

ゴール設定は絶対に現状の内側に設定してはいけません。

現状の内側に設定したゴールは、現状を肯定します。

そうすると根本が何も変わらないので、「退職はしたけど、気付いたら会社が変わっただけで何も変わらない」という笑えない状況が起こります。

そもそも「今の状況を変えたい」から退職するのに、時を経て別な場所で同じ悩みを持つ人になったら、全然うれしくないですよね。

退職を考える時は(退職に限りませんが)、まずは仮でも良いので必ず現状外のゴールを設定して下さい。

全ての行動はそれからで十分です。というより、ゴールに導かれて行動しないと、行動そのものが知らず知らずの内に現状維持になっていきます。
しつこいですが、まずは何を差し置いても、リラックスして抽象度を上げて「現状外のゴール設定」です。

そして浮かんだゴールは、書き出すなり言葉で発するなりして外部化してください。
(イメージで臨場感上げきれる人は別に良いですが…ただぼんやりして終わったらoutです)

必要に応じてセルフディベートを重ねるのも良い事です。
しっかりディベートして肯定理由を沢山だして、アファーメーションに使いましょう。

また必要なことが浮かべば(無意識が教えてくれます)、都度知識を深めていきましょう。

特にゴール設定をするときは、今まで興味の無い分野の知識も広く取り入れていきましょう。
興味が無いのは、過去の記憶に囚われているだけな可能性も大きいです。

アイデア(ゴール)は、言語化するとどうしても陳腐化しやすくなります。
言語化したとき、できるだけ陳腐化しないようにするにも知識は重要です。

特にゴールが定まってからの知識欲は半端なく表れます。
「読書が苦手で…」という人が、ガツガツ本を読み漁ったりしはじめますし、「人が苦手で…」という消極的な人が、必要な人に積極的に話を聞きに行くなど行動的になったりします。

これはhave toでは無理な事です。(根性でやればある程度できますが、強烈なストレスが溜まります)

want toのゴールだからこそ、何のストレスもなくできることです。

 

少し長くなりましたが、最後に1つだけ。

ゴール設定は、「心からのwant to」「現状の外」という制約があるため、なかなかゴールが浮かばないという方もたまにいます。

本物のゴールはそう簡単に見つからないと思って大丈夫ですので、そんな時はサッサと仮のゴールを設定してください。

あまり深く考えて時間をかけ過ぎるのは、時間が勿体ないです。

仮のゴール(仮でも2つの条件は満たす事)でも、ゴールに引っ張られて動き出せば自我(重要性関数)が変わりはじめます。

そうしたら、また新しいゴールが見えてきますし、その中から本物のゴールが見つかってきます。
腹ペコの時に、目の前に美味しいご馳走が並んで箸を手渡されたら、無言で一心不乱に食べ物を口に運びますよね。
最初見つからなくても、その位居ても立っても居られない程、自然に動き始めるゴールが必ず見つかります。

 

ということで、早速今からゴールを考えて、明日までに設定して下さい。楽しみながら。(^^)

 

<追記>
今回たまたま読み返していた書籍 【「婚活」がなくなる日】 から引用しましたが、別に婚活しているわけではありません。(^^;)
苫米地式コーチが博士の本を全部読むのは当たり前ですが、よほどの強者以外一般の方は「そうは行っても百何十冊もは…」となりますよね。
でも大丈夫です。博士の本は全て大きなプリンシプル(原理・原則)に沿って書かれているため、何冊かを読みふければ、共通して言いたい骨太な事はキチンと伝わってきます。
もちろん1冊1冊に様々な見識が詰まってるので、余裕があればできるだけ沢山読むといいですが、無理なら数冊を繰り返し読むといいです。

例えば今回の婚活本も、コーチングに関する基礎がギュッと詰まっているので、退職者が自分の未来を考えるときに手にとって読んでも全然使えます。

 

私のコーチングは前提知識ゼロでOKなので、読書そのものが苦手な方はそのままコーチングを受けていただいた方が良いかもしれません。

百冊の本以上のプリンシプルをあなたの中に染み込ませていきます。


 

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