Handsome young man using a laptop indoor

雨が降ると、want to (ありたい)って凄いなという2つの思い出が、よく想起されます。

それは、2つの認定講座での事です。

私は、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチと苫米地式認定コーチング認定コーチの2つの認定コーチですが、それぞれの認定コースでは6回の集中講義の日が設けられています。

面白いもので、両コースとも必ず1回は過酷な日が訪れます。

一度は会場がある東京に大雪が降り、東京に在住している人でさえ「会場に辿り着けるのか?」というような日でした。

もう一度は開催前日から当日朝にかけて、東京に台風が直撃しました。

普段雪が沢山降る地域にお住まいの方は想像できないかも知れませんが、東京ではちょっと雪が多めに降ると、交通機関をはじめ結構大変な事になります。

東京在住の私でさえ、普段より1時間以上前に家をでて、いつもと違うルートでようやく時間通りに会場に到着する位の過酷さです。

でも両日共会場に着いて驚いたのは、ほぼ全員がちゃんと出席していたことです。

コーチの認定講座は、遠方から参加される方がとても多いので、特に驚きです。

みんなが「どうやって到着したのか」を聞いていると、とてもクリエイティブで面白かったです。

ある人は飛行機が飛ばないので唯一稼働していた遠距離バスを探し出して来られたり、またある人は予定をずらして1日早く東京に到着したりなど、それぞれの人がそれぞれの事情に合わせて工夫を凝らしていました。

この出来事は、当時コーチングを学んでいた私にとって want toのゴールに突き動かされるマインドの力、そこで生み出されるクリエィティビティを肌で実感できる凄いチャンスとなりました。

これが金の為に行ってる、たいして行きたくもない会社に行くとしたらどうでしょう?

おそらく
「交通機関が麻痺しているので行けません。」とか、
「途中まで来たけど、駄目みたいです。」
とか連絡して終わるのではないでしょうか。

でもwant toでに引っ張られて行動する場合、まず「辿り着かない」という選択肢が最初に消えます。

そこで全ての力が「どうやって辿り着くか」に向けられます。

しかも「必ず方法がある」という強い想いで探しはじめるので、それに必要な情報が次々と目に入ってきます。

「駄目だ」と思えば最もらしい駄目な理由に囲まれ、「どうやって辿り着こうか」と思えばその方法に囲まれる。まさに自分の望みどおりの世界が目の前に現れてきます。

実際の過程では、「動く交通機関を捜す」のは当たり前として、例えば会社を早く切り上げるために「どうやったら早く仕事を終わらせて切り上げられるだろう?」と考えたり、もしそれを邪魔する上司がいたら「私にとってココで働く意味はなに?」と自分のゴールと照らし合わせてみたり、色々な思考もでてくるでしょう。

自分のゴールがwant toであればあるほど、目の前で起こる物事に対する判断は早くなります。
基準がしっかりしているからですね。

逆にゴールがwant toでないと、無駄な思考が入り、簡単に現状に連れ戻されてしまいます。ゴールが無い場合も同じ事が起きます。
(遅い思考はえてして現状の場合が多いかも)

上記の例えで言えば、「会社があるから早く出る事はできないので、やはり行けない」という結論で終わるかもしれません。

これは、良い悪いではなく、自身のゴール次第です。

現状外のゴールに引っ張られる道程は、後で振り返った時「爽快」に感じます。満足感のようなものです。

でも現状に従った道程は、振り返った時「嫌な感じ」が残ります。不満感(思い残しや残念感?)のようなものです。

人はゴールに従って未来を創り出す事ができます。

現状外のゴールに引っ張られることで、前に進むクリエイティビティが生まれます。

どうせ1度きりの人生なら、自分の好きなゴールに彩られた人生を送る方が楽しくないですか?

振り返った時、沢山の満足感、心からの充足感で満ちあふれた人生って、とてもワクワクしますよね。

ゴールに向かう過程は色々あると思います。

人のマインドは、常に良い状態だけでなく、揺れ動いたりする事もあります。

マインドを上手に使い始めて最初の頃は、現状に引っ張られることもあるでしょう。

でも大切なのは、現状外に置いたご自身のゴールです。

全ての判断は、ゴールで行えるようにしてください。意識ではなく無意識レベルで。

そうすると、常に「どうやって辿り着こうか」という思考に囲まれた、ワクワクした毎日がはじまります。

人生楽しみましょう!

 


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