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ゴールへ向かう時、一番良いのは無意識のパワーを存分に使う事です。

 

人は一般に想像される程、意識では行動していません。

別にオカルトではなく単なる事実です。

 

有名なリベットの実験では、運動をする0.5秒前に脳ではその行為が決定されており、その後0.3秒程後に自分が決定したと意識するそうです。

恐らく多くの人が思うのと順番が違うのです。

脳が決定 → 動かそうと思う(意識にあがる) → 動かす

です。

 

他にもいろいろな実験やデータがあり、人の行動の97%が無意識だという意見もあります。

 

それ程無意識の影響は大きいのです。

 

また、意識で無意識の選択を変えていこうとすると、余計な力が必要になります。

プロスペクト理論で有名なダニエル・カーネマンの著書の中に「システム2(意識)に困難な要求を強いる活動は、セルフコントロールを必要とする。つまりセルフコントロールを発揮すれ、消耗し不快になる。」とあります。

つまりざっくりいえば、人は意識で何かをしようとすると、簡単に疲れてしまうということです。

 

そして意識に負荷をかけ続けると、そのうちセルフコントロールをしたくても上手く出来ない自我消耗を起こします。

この自我消耗を起こした人は、「もうギブアップしたい」という衝動にいつもより早く駆り立てられるそうです。

ちなみに消耗の兆候を示すのは人それぞれですが、例えば次のような感じです。

・ダイエットを止めてしまう
・衝動買いに走る
・挑発に過剰反応する
・力のいる仕事をすぐに投げ出す
・認知的タスクや論理的な意思決定でお粗末な判断を下す

もし、思い当たる節があるようなら、もっと色んな事を無意識化した方がいいかもしれませんよ。

 

ゴールへは意識で無理矢理何かを進めて疲れるより、パワーのある無意識を利用して進む方が効率がいいでしょう。
例えばアファーメーションは、無意識の選択をゴールに向かわせるための重要なツールです。

やり方はコチラでも書きましたが、ゴール側の臨場感を脳に教えてあげる作業です。

ワクワクする楽しい気持ちと共に、無意識が好んで選択するよう教えてあげるのです。

脳は賢いですが、以外とおバカさん単純だったりもします。

 

単純な部分を活用して、脳の偉大な賢さを最大限活用すると考えるといいですね。

 

疲れ知らずで劇的なパワーをうまく利用して、want toゴールへじゃんじゃん向かいましょう!

 

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